店長です。
4年8ヶ月続けてきました『町の便利屋さんファミリー日野店』ですが、11月16日をもって終了することになりました。その代わりに別の屋号『むすこの手』で再スタートいたします。(11月16日までの間はどちらに連絡してもつながります)
基本的に大きく変わることはありませんが、「便利屋さんを辞める」と言う状況にしなければならないため(フランチャイズの契約上)別の屋号に切り替えなければならず、今回は『家じまい』と言うキーワードを軸としたサービス展開にすることにしました。
『家じまい』に関連する内容なので、高齢者施設への入所のサポートから始まり、生前整理・遺品整理などお家の片付け、ご自宅の相続や売却に関する相談(実務は専門家をご紹介します)、空き家の管理、お庭の仕事(剪定・除草・伐採など)、蜂の巣や鳥など害虫駆除が主な内容になります。その他「高齢者の方のお困りごと」も含まれるので、大体のことはこちらで引き受けられます。(家具の移動などもこちらで対応いたします)
※対応しなくなるサービスとしては、若い方のお引越しやエアコンクリーニングなどのハウスクリーニング、各種水道トラブル、一般的な雑用・DIY・家具の組立などです。
新店舗情報
新しい屋号:むすこの手
電話番号:042-508-3353(旧電話番号も11/16まで使用可)
営業時間:8:30〜19:00
ネットでの問い合わせ等は時間問わず対応中
便利屋さんからサービスを切り替える理由について
理由1、そろそろ自分のブランドで仕事がしたくなった
これまで「町の便利屋さんファミリー」と言うフランチャイズ本部から、毎月お金を払って看板を借りて商売をしてきました。割とうまくいっていたと思いますし、不満は全くありません。
しかし5年経って、慣れてくると「このままでいいのか・・」と思うもので、安定する状態はあまり好きではありません。
なんでも受け入れる便利屋の仕事の中でも、忙しいと受けられない仕事が多くなってきたり、だんだんサービスが便利じゃなくなってきたと感じていました。
いろんな仕事がある中で色々葛藤もあり、そろそろ自分の考えるブランドで仕事がしたくなったと言う理由です。
理由2:『地元で安心できる業者さんに出会えなかった状況』
理由1を感じ始めていたころ、次は何をやろうかなと考えて、色々お客さんにヒアリングをしていました。すると、あまり良くない業者さんに当たってしまった方の話をちょこちょこ耳にするようになりました。
『遺品整理』を主なサービスとする業者さんの中には、悪い業者さんが存在します。(水道屋さんや屋根屋さんでもよく聞きますが・・)我々が便利屋さんの現場でそんな話を聞くたびに、『地元で安心できる業者さんに出会えなかった状況』を変えなければならないと思いました。
特にお住まいが近くであれば見積もりを複数とって検討したり、評判を聞いてみたりすることができますが、遠方から調べたり時間がなかなか取れなかったりすると、インターネット上の広告から悪い業者さんに捕まってしまって嫌な思いをするという状況です。
我々は『遠方からでも(もちろん近所の方も)安心してご依頼いただける』『何度も現地に足を運ばなくても安心して任せられる』ことを最重要と考えたサービスを作ろうと思いました。
基本的にはきっかけになった『家じまい』を軸にしたサービスにはなりますが、ご実家のお困りごとを遠方からでも(もちろん近くの方も、ご自宅のことも)安心して依頼できることは、とても意義があることだと思っています。
順調に運営してきたのにお店の名前が変わってしまい、これまでのお客さまからの問い合わせも減ることが予想されます。便利屋さんがフランチャイズだったため、電話番号も変わってしまいます。そんなリスクを背負ってでも『地元で安心できる業者さんに出会える状況』に変えていかなければならないと思い、きっかけである『家じまい』と言う言葉を軸にサービスを変更することにしました。
『遺品整理』ではなく『家じまい』と表現した理由については、我々は『片付けるだけ』の業者ではなく、家じまいに関する様々な困りごとに安心できる地域の仲間と共に対応していくお店として存在していきます。
私が変えようと思った事例(きっかけ)
日野市内のとある団地で、母親が亡くなった後の片付けをしている方からお問い合わせをもらいました。
「家の中は大体片付いてるんですが、家電の処分だけお願いできますか?」
近くに住んでいるご家族の方からよくいただく内容で、家族が片付けを実施して家電リサイクル法に基づく洗濯機や冷蔵庫などの処分の依頼はよくあります。しかし、現場に行ってみると・・
「悪い業者さんに捕まってしまい、高額な見積もりで契約を迫られてしまい契約してしまいました。取り消そうとしても違約金を払えと言われて16万円も支払わされました。その後怖くて別の業者さんに連絡できず、自宅のある湘南の方から10往復以上通って、やっと片付けが終わりそうです」
「大変でしたね・・」それ以上の言葉がなかなか出ませんでした。
ただでさえ、ご家族に不幸があって葬儀や事務手続きが大変なのに、賃貸物件を返す前にこんなに嫌な思いをさせられた上に、他の業者にも頼めなくなるほどのショック・・
私はこの状況を変えなければならないと思いました。そこから少しずつ準備を進め、日野市とその周辺にお住まいの方が嫌な思いをして欲しくないと思い、今回メインサービスを変更することにしました。
遺品整理業が二極化している
すごくいい業者さんと、すごく悪い業者さんに分かれている気がします。
いい業者さんは地域に根付いている業者さんに多い
いい業者さんの多くは、地域にお店や看板を出し、顔が見える状態であることが多いです。依頼する方の安心感を中心に考えています。日々の仕事が忙しく、インターネットでの集客などにあまり力を入れていないため、自分から情報を探しにいかないとネット検索で出会うのは少し難しいです。
悪いことをすると地域に噂が広がってしまうため、丁寧にコミュニケーションを取る傾向にあります。
エリアを絞っているため、いい対応をすればリピーターや口コミが生まれやすいため1つの案件で大きな利益を上げる必要がなく、相場で作業を請け負う傾向にあります。
よくない業者さんは遠くからやってくることが多い
よくない業者さんの多くは、インターネット上で派手な広告ページや、ポータルサイトなどから集客されたお客さんを相手に下請けの仕事をしている傾向にあります。元請けの業者さんにも費用を払わなければならなかったり、そもそも広告に出している見積もりイメージが安すぎて、それ通りに受注すると利益がでにくい構造です。手が空いている人に仕事が振り分けられるため、遠方のフリーランスの方などに仕事がいきます。
リピーターが生まれにくく、どうにか1度に多くの売り上げを回収しなければ成り立たないので、高額な見積もりを出して営業したり、時には高圧的な態度で契約をさせたりするケースがあります。
こういった構造・業態は、水道業者や外壁塗装、屋根の修理などでも多く見られます。
必ず連絡する業者さんが『どこの地域の会社か』をチェックしてください。ある程度近いエリアから来る業者さんの方が安心だと思います。
インターネットの広告 , 遠方の業者の広告には要注意
インターネットで広告をたくさん出しているところは、お客さんを集めるためのサイトであることが多く、その会社の従業員が現場に来ることは多くありません。
場合によっては、どんな業者さんがご自宅へ伺うかすら把握していないこともあります。結局見積もりに来た業者さんの見積もり次第なので『表示金額が安そう』はほぼほぼ意味がなく、インターネット上の激安をうたう内容は、問い合わせてもらうための釣り広告です。
まとめ
非常に長くなってしまいましたが、屋号が変わる(フランチャイズから抜ける)、電話番号が変わる、業務が変わることは、これまでそこそこ順調に成長してきた我々にとってそれなりのリスクをとったチャレンジであります。
この街に住んでいる方々に『悪い業者さんに捕まって欲しくない』という純粋な想いがあります。亡くなったり、施設に入ったり、『家じまい』が行われるときは、それなりにエネルギーが必要なタイミングです。
そんな大変な時に、嫌な思いをして欲しくない。それだけです。
例え我々の仕事が減ったとしても、嫌な思いをされる方が少しでも減り、『家じまい』という我々の領域のイメージが少しでもネガティブにならないような活動をしていければと思います。
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